春ではない小春日和

春の日のようにポカポカと暖かい日のことを「小春日和」といいます。しかし、2月や3月に暖かい日があっても「小春日和」とは言いません。なぜなら「小春」とは陰暦10月(現在の11月)の別称であるからです。
立冬(11月上旬)を過ぎたころ、ときおり春のような暖かい日が訪れます。それが「小春日和」です。「春」という言葉があるのでつい春先の季節のことのように思いがちですが、それは間違いなのです。
日本でいう「小春日和」は、海外では別の言葉によっていわれています。アメリカでは「インディアン・サマー」、ドイツでは「老婦人の夏」、フランスでは「聖マルタンの夏」、ロシアでは「婦人の夏」です。
日本では思いがけずに暖かい日を「春」にたとえますが、海外では「夏」に例えることが多いようです。

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